WONK WONK

TOMOMI(SCANDAL)

1990年、兵庫県出身。2008年にガールズバンド・SCANDALのベース & ヴォーカルとしてメジャーデビュー。
国内外問わずに多くのフォロワーを持ち、世界中でコンサートを行っている。
2019年にはSCANDALのプライベートレーベル「her」を設立。

レコード熱が高まっている真っ只中だと語る、SCANDALのTOMOMIさん。このインタビューを行うにあたって彼女が取材場所に選んだのは、駒沢大学の街角にある「PRETTY THINGS」というコーヒーショップ。所狭しと幅広いジャンルの名盤レコードが並べられた店内には、彼女がレコードを聴くようになったきっかけがありました。

——パーソナルバイヤーに対する印象を教えてください。

好きなアーティストからのオススメっていうのが良いですよね。レコードを聴くきっかけとして、一番親切で分かりやすいサービスだなって思います。私も好きなアーティストが聴いている曲とか、ルーツになった音楽とか知りたいと思う方なので。それに実は私自身、今レコード熱がとっても高まっている最中でして(笑)。そんなタイミングで今回のオファーを頂けてラッキーって思いました!

——そういって頂けて光栄です(照)。レコードの魅力ってどういうところだと思いますか?

レコードって針を落として聴くのに一手間掛かるので、音楽に向き合う時間ができるっていうのが良いですね。でも私、良い意味でレコードってすごくファッション的なものだと思うんです。自分がどういうスタイルでどんな音楽を聴いているのかが表現できるアイテムだし、インテリアの要素もあるのかなと。私、インテリアもすごく好きなんですけど、好きな感じのお家って大体レコードが飾ってあるんですよ(笑)。そういうミーハー的な部分もあるんですが、レコードがある家に住んでいるとか、レコードを聴く暮らしをしているとか。SNSで自分のスタイルを表現できる今の時代だからこそ、自己表現のアイテムとしてもレコードは一役買ってくれるのかなと思います。


——TOMOMIさんは、どんなきっかけでレコードを聴き始めたんですか?

こちらのお店にも飾って頂いてるんですけど(レコード棚を指差して)、2015年にバンド初のレコード盤(写真下:中央にある盤。『HELLO WORLD』)をリリースしたんです。その時にプレイヤーも同時販売したんですが、それをきっかけに自分もプレイヤーを手に入れて聴くようになったという(笑)。


——ファンの方と同じタイミングでレコードを聴くようになったと。

そうなんですが、正確にいうとプレイヤーを買うより先に買ってしまったレコードが1枚あるんです。聴けないのにどうしても欲しくなってしまって(笑)。今日持参したお気に入りのレコード3枚の中にも入っています。

——では、この流れでその3枚のご紹介をお願いします。

■一枚目:『FLAPPER』吉田美奈子
レコードを買ったのは最近なんですが、以前ツアーで地方を廻った時に入った古着屋さんで耳にして。「何これ!?」ってなったのが、このアルバムに入ってる「ケッペキにいさん」って曲です。歌詞も衝撃だし、音もファンキーでカッコよくて、好きな感じだったのでハマっちゃいました。

FLAPPER by Minako Yoshida on Spotify

■2枚目:「サーカスナイト」七尾旅人


人生で一番好きな曲であり、最初に買ったレコード。七尾旅人さんはライブにも良く行く大好きなアーティスト。最初にテレビで拝見した時に、「音の魔法使いみたいな人だ」って感じて、とにかく感動したのを覚えています。元々CDは持っていたんですが、レコード盤が出た時に「これは絶対欲しい」と思って買っちゃいました。そこからプレイヤーを買って聴けるまでに、数年寝かせましたけど(笑)。聴くだけじゃなく、飾りたくなるのもレコードの魅力です。

七尾旅人 "サーカスナイト" (Official Music Video)

■3枚目:「So Far Away」キャロル・キング
昔デビューする前にダンススクールに通っていて、その時に歌のレッスンも受けていたんです。そのレッスンの中で歌ったのがこの曲で、すごく思い入れがありますね。こちらもCDは以前から持っていたんですが、キャロルの歌声をアナログで聴いたらどんな感じなんだろうと思って買いました。

Carole King - So Far Away (Official Audio)

——思い出が詰まった3枚ですね。特に1枚目はちょっと意外でした!

実はファンキーな黒っぽい音楽が好きなんです。HIPHOPも好きですし。ジャンル問わず、キャラクターと世界観のあるアーティストの方が好きなんですけど、そこにちょっとブラック(ミュージック)の要素が入ってたら最高ですね!


——黒っぽい音、HIPHOPが好きというのも意外。普段はどんな音楽を聴いていますか?

最近よく聴いているのは、kiki vivi lilyさんと泉まくらさん。どちらも女性アーティストで、やっぱりちょっと黒っぽい音なんですよね。泉まくらさんはラッパーだし。あと、特定のアーティストではないですが、ラップにも影響受けていますね。HIPHOPのリリックってすごく身近な、例えば「Reebok」とか「iPhone」とか、馴染みのある固有名詞が入ってくることが多くて、詩の情景が浮かびやすいんです。そういう頭の中で鮮明に想像できるところが好きで、自分が作詞する時の参考にもしています。まだリリースは決まっていませんが、ちょうど今作っている曲の歌詞には、このお店「Pretty Things」も出てくるんですよ。


——今回はどんなレコードを選ぼうと思っていますか?

私、大好きな作品はCDでもレコードでも欲しくなっちゃうタイプなんです。なので今回は、大好きでCDは持ってるけどレコードではまだ聴いてない曲、つまり自分が今レコードで欲しいヤツを選ぼうかと。それと、みんな一度は聴いたことがありそうな王道曲も。知ってる曲がレコードだとどんな感じになるのかっていうのも共有したいので、そういう聴き比べみたいなのも楽しんでもらえるよう、敢えてメジャーな曲も入れたいな。あとは、自分のルーツっぽい曲なんかも入るかもしれません。

——ルーツっていうと、例えば?

ベースという楽器を理解しだしたきっかけになったのは、レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)でした。バンドを始めるまでは、ベースの音なんて意識したことなかったし、全然興味がなかったんですが、レッチリのフリー(ベース)を聴いて変わりました。

あとは、CHARAさん。私、たまに歌わせて頂く機会もあるんですが、特徴的な自分の声が嫌でずっとコンプレックスだったんですね。レッスンを受けていた時から、歌いたいジャンルの歌を表現できないのが悔しくて、長い間ないものねだりをしていました。そんな時に、すごく影響を受けたのがCHARAさんで。私の声とは全然違うけど彼女も特徴的な声をしていて、それを活かした上でしっかりキャラクターを確立している。それってアーティストとしてすごく大切なことだと思うんです。自分の声を受け入れて、持ち味や自分らしさを活かそうと思わせてくれたのが彼女でした。


——貴重なお話をありがとうございます。それでは最後に、今後の活動予定を教えてください。

現在、新曲「Fuzzy」(8月7日発売)が配信中です。あとは今年の夏はフェスにも少し出て、秋には主催の対バンツアーもあるのでHPやSNSをチェックして、ぜひライブに遊びにきてください!

SCANDAL「Fuzzy」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=AOL2W8HOQjA

SCANDAL「Fuzzy」Spotify
https://open.spotify.com/album/7KNHA63fFu7e9A6degDmZf?si=-VnEmvlfSLi4paFxfRtvWQ

SCANDAL Official HP
https://www.scandal-4.com/

SCANDAL Instagram
@scandal_band_official

TOMOMI Instagram
@tomo_0531_


申込者へのプレゼント用のメッセージカードも記入してもらいました。

  • 社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS)

  • 島田翼(PRIZMAX)

  • TOMOMI(SCANDAL)

  • 荒田洸(WONK)

社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS)

SOIL&"PIMP"SESSIONSのアジテーター。ジャズの枠組みを超えたパンキッシュでエネルギーに満ち溢れたパフォーマンスは世界中で高い評価を受け、数多のビッグフェスティバルに出演中。また、社長のもう1つの顔であるDJは、96年より活動を開始。ジャズを軸にしながらジャンルの壁を超えた選曲で、高揚感に包まれたフロアを演出している。 近年では様々なアーティストへの楽曲提供やリミックスを行うなど、作曲者・プロデューサーとしての能力も評価されている。さらに今年7月に地元福井にて初開催された「ONE PARK FESTIVAL」の音楽顧問を務めた。 INTERVIEW

島田翼(PRIZMAX)

神奈川県・横浜市出身。フランス人を祖父にもつクォーター。ミャンマーを中心とした海外での人気も高い国際派ダンス&ボーカルユニット・PRIZMAXのパフォーマーとして活躍中。 INTERVIEW

TOMOMI(SCANDAL)

1990年、兵庫県出身。2008年にガールズバンド・SCANDALのベース & ヴォーカルとしてメジャーデビュー。
国内外問わずに多くのフォロワーを持ち、世界中でコンサートを行っている。
2019年にはSCANDALのプライベートレーベル「her」を設立。 INTERVIEW

荒田洸(WONK)

東京発のソウルミュージック・バンド。メンバーはKento NAGATSUKA(vo)、Ayatake EZAKI(key)、Kan INOUE(b)、Hikaru ARATA(ds)の4名。ジャズを背景にネオソウルやヒップホップ、ビート・ミュージックなどの要素を注入した現代的感覚のサウンドが特色。2013年に始動し、2015年のフリー・アルバム『From The Inheritance』や独創性の高いライヴが話題となり、翌年に1stアルバム『Sphere』を発表。ラヴ・エクスペリメントとの共作『BINARY』などを経て、2018年にリミックス作『GEMINI:Flip Couture #1』をリリース。 INTERVIEW

  • 大槻ケンヂ

  • 江島啓一(サカナクション)

  • THREE1989

  • 真行寺貴秋(BRADIO)

大槻ケンヂ

1966年東京生まれ。筋肉少女帯のボーカルとして活躍する他、バンド“特撮”、ソロプロジェクト“大槻ケンヂミステリ文庫”としても活動中。 テレビ・映画の出演や小説、エッセイの執筆など多岐に渡る活動を続けている。 2018年にはデビュー30周年記念のアルバム「ザ・シサ」を発売した。 INTERVIEW

江島啓一(サカナクション)

北海道 札幌市出身。
サカナクションのドラマーとして2007年にメジャーデビュー。2019年には全国アリーナにて6.1chサラウンドシステムを導入したツアーを実施。6月には6年ぶりとなるニューアルバム「834.194」をリリース。DJとしても、サカナクション山口一郎が発起人として恵比寿LIQUIDROOMにて開催されている音楽と様々なカルチャーが混ざり合うイベント「NF」への出演や渋谷EN-SOF TOKYO にてMAA氏と共に企画を立ち上げ活動している。 INTERVIEW

THREE1989

西暦1989年生まれの3人で構成されたエレクトロバンドTHREE1989(読み:スリー) Shohey(Vo)の圧倒的な歌唱力と美声、Datch(DJ)が生み出す、時にアッパーで時にディープなグルーヴ、Shimo(Key)の様々な楽器を使いこなす高いアビリティを駆使しパフォーマンスを行う。 1970~80年代のR&B、ジャズ、ロックなどに感銘を受けたメンバーが創り出す、現代的なサウンドの中に当時の懐かしさを感じる、ニューノスタルジックな楽曲が特徴。 INTERVIEW

真行寺貴秋(BRADIO)

日常の世界(Rule)に、素敵な時間・空間のイメージを加え(Do Image On)、良き変化(Break)を与えるがバンド名の由来であり「日常に彩りを加えるエンターテインメント」をコンセプトに結成された真行寺貴秋(Vo)、大山聡一(G)、酒井亮輔(B)からなるファンキーなバンド BRADIO。『音楽って素晴らしい』を共有したい。Are You Ready Funky Party People!!2010年結成。2017年10月シングル「LA PA PARADISE」でワーナーミュージック・ジャパンからメジャーデビュー。2018年7月に最新アルバム「YES」をリリースし、9月からは全国21都市をめぐるアルバムツアー「YES Release tour 2018〜ORE to OMAE de BOOM BOOM BOOM〜」を開催。2019年5月からは初となる47都道府県ツアーをスタートさせる。 INTERVIEW

新羅慎二(若旦那)

2003年に湘南乃風のメンバーとして「若旦那」名義でミュージシャンデビューし、 2011年よりソロ活動をスタート。自身のアーティスト活動の他にもプロデュースや作詞という形で加藤ミリヤ、関ジャニ∞、JAMOSAといった様々なアーティストの作品に参加。2018年からは本名「新羅慎二(Nira Shinji)」名義での活動を始めた。2018年12月に上演されたフラメンコ舞踊劇「Ay 曽根崎心中」への出演をきっかけに、フラメンコのカンテ(唄)での表現を追究している。2017年には本格的に俳優としての活動をスタートさせ、テレビドラマや映画、舞台にも出演。ラジオパーソナリティや漫画原作、雑誌『BARFOUT!』や『SENSE』での連載、イラストや絵画にも表現の幅を広げて活動。さらにムコ多糖症候群患者の支援活動や自然災害被災地の支援活動を継続的に行っている。 INTERVIEW

コムアイ(水曜日のカンパネラ)

アーティスト。1992年、神奈川生まれ。音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」でのミュージシャン活動の他に、映画『猫を抱くもの』に出演するなど、モデルや女優、ナレーターなど様々なジャンルで活躍。2018年6月、EP「ガラパゴス」をリリース。同ツアーではアジア10都市を巡るなど、海外にもフィールドを広げている。 INTERVIEW

D.A.N.

2014年に、櫻木大悟(Gt, Vo, Syn)、市川仁也(Ba)、川上輝(Dr)の3人で活動開始。いつの時代でも聴ける、ジャパニーズ・ミニマル・メロウをクラブサウンドで追求した音楽を展開。2015年、16年には、FUJI ROCK FESTIVALへ出演。ほかにもジェイムス・ブレイクやザ・エックス・エックスといった海外アーティストの来日公演でオープニング・アクトを務める。2017年には、初の海外公演をロンドンで行い称賛を浴びる。また、滞在中にフローティング・ポインツのスタジオで制作活動を行い、ジャイルス・ピーターソンのラジオ番組Worldwide FMにも出演している。2018年にはセカンドアルバム『Sonatine』をリリースした。 INTERVIEW

Ovall

Shingo Suzuki(ベース)、mabanua(ドラム)、関口シンゴ(ギター)によるトリオバンド。2009年、アルバムリリース前にも関わらず朝霧JAMに出演。翌2010年3月にファーストアルバム『DON’T CARE WHO KNOWS THAT』をリリース。iTunes HIP-HOPチャートで1位。タワーレコード bounce 年間チャートで総合8位を記録。2013年にOvallとしての活動を休止し、ソロ活動に専念する。2017年に活動を再開し、2018年に、FUJI ROCK、RISING SUN、GREENROOM、Sunset Liveといったフェスに多数出演。また、台湾での単独公演も成功させる。また、映画「ハード・コア」の劇伴やエンディングテーマ「なだらかな夜 feat. Gotch」、テレビ朝日系ドラマ「dele」の劇伴にも参加。 INTERVIEW

Yuka Mizuhara

モデルとして国内のファッション誌をはじめ、パリコレクションに出演するなど、 注目を集めているモデル / DJ。インスタグラムのフォロワーは約40万人と、 同世代の女性たちからも支持が高い。DJとしての活動の場も広げて、 英・NTS RADIOにも出演しDJミックスを配信している。 INTERVIEW